rittleは静かに暮らしたいーたまに出る毒ー

言いたい事も言えないこんな世の中なのでここに書きます。不快な方はBBor右上×を!

3.11東北関東大震災

「新避難戦記 シンサイR(リトル) 第一話 青年が見た星空」
3/11日14:47 私は県北の都市で作業をしていました。
最初はグラグラッ・・・
私(おっ、地震だ。)
いつもの事だ。どうせすぐおさまる。早く帰ってビール飲もう。
その思惑がわずか数分で木っ端微塵にされました。
いつもの揺れとは違い、やたら長いと思った瞬間、


ガガガガガガっ!


激しい横揺れ。しかも、一度おさまったと思ったらもう一発。
停電になり、電話回線も不通になり作業どころでは無くなったので
中断して社に戻ることに。

カーラジオからは大津波警報が発令。沿岸部に波が来るのは10〜15分。早いところはもっと早いとの事

車で帰るも、橋が段差になって通れないから急遽補修で動けなかったり
沿岸部の道路は津波で通れなくなっているかも知れないので、山側のルートを通ったり
停電なのでモチロン信号はストップ。自然渋滞が。中には家屋が倒壊して通行止めになってたりで
通常は2時間で帰れるところを4時間かけて戻りました。


20時に会社を出て、徒歩で部屋まで帰宅。
周りは真っ暗。その間車に撥ねられてはたまらんと考え、いつも作業で使うLEDライト(100均)を片手に
ブラブラさせて帰りました。
空を見ると、いつもなら見えるはずの無い星空が見えました。
踏み切りは遮断機は上がっているのに、ずーっと警報を鳴らしっぱなし。
コンビニも電気がきて無いのに、店の外で食料を売っているところがあったりしました。
足元には家から落ちてきたであろう瓦や、酷い所では壁そのものが倒れてきているところもありました。


2時間かけてやっとこさ部屋まで戻ってきました。
携帯の時計は22時。
鍵を解除し開けようとドアを引っ張るもビクともしません。
頭に(?)を浮かべながら、
「鍵閉め忘れたのかな?」
今度は鍵を戻して開けてみてもやはり結果は同じ。
ドアの隙間を見ると鍵は解除状態なのに開かない。
このままでは
ドアが開かにい→寒さと疲労で体力がマッハ→いくえ不明
ドアが開く→明日は休みなので寝る→彼女ができる
【むむむ・・・】
良し!こうなりゃ、力で!
貧弱一般人ですが渾身の力を込めてドア引っこ抜いてやりました!
【やったー!】【よくやった!】
次の瞬間、なんということでしょう!
戸 が 閉 ま ら ん
ちょww mjskww

いや、マジでsyレにならんしょこれは・・・。
どなたでもウェルカム状態じゃないですか (;´∀`)
部屋に入ってみれば、布団の上に本棚と買って1ヶ月もたっていないREGZAさんが
覆いかぶさるようにぶっ倒れていやがりました。    (本棚)/_(布団)\(TV)
幸いなことに本棚とTVがぶつかっていなかった為キズは無し。
電気も無いので通電チェックもできません。
炊飯器も落下のせいでフタがしまらなくなってました。
このままではマズイ・・・。盗まれてしまうのではないか・・・
その考えが真っ先に頭の中をよぎりつつも、先ずは寝床の確保。
そして、玄関は開けっ放しやむなしなので、入り口にバリケードを構築。
枕元には使わなくなったゴルフのドライバーを装備。
作業を終えたのが深夜1時頃。
晩飯もまだだったので、冷凍庫に入れてあったチョコをつまみながらの作業でした。

とりあえず、今後のことは明日考えよう。と思い就寝しました。

これが私の震災当日の行動記でした。
続編は明日にでも覚えている範囲で書き綴っていきます。
携帯で画像を取ろうとしたのですが、充電できない今の状況で
バッテリーの無駄遣いはマズイ、と踏んだ為、文章のみです。
後日(4/2)に帰ってきた時の画像とかは張りたいと思いますので